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耳の病気の症状・処置・治療・処方・生活上の注意

外耳道炎

症状:耳が痛い、耳だれが出る
処置:耳の清掃、軟膏の塗布
処方:抗生物質の点耳薬と必要時に内服薬の追加
生活上の注意:耳掃除は毎日しない、使用薬があれば御持参ください。

外耳道湿疹

症状:耳だれ、耳がかゆい
処置:耳の清掃、軟膏の塗布
処方:点耳薬、抗ヒスタミン剤内服
生活上の注意:耳掃除は毎日しない、使用薬があれば御持参ください。

外耳道真菌症

症状:耳がかゆい、耳が痛い、難聴、耳がつまる、耳だれ
原因:真菌
処置:真菌塊の除去、清拭
処方:抗真菌薬
生活上の注意:耳鼻科受診をおすすめします。ご自分では清掃できないです。

急性中耳炎

症状:発熱、耳が痛い、耳だれが出る、難聴、耳のつまる感じ、耳鳴り
原因:風邪、副鼻腔炎
処置:耳だれがあれば耳の清掃、必要時に鼓膜切開
処方:抗生物質の内服と点耳
生活上の注意:鼻をすすらずに、耳に抜けない様にかんで、鼻水をためておかない

耳管狭窄症、滲出性中耳炎

症状:難聴、耳のつまる感じ
原因:風邪、副鼻腔炎、アデノイド増殖症
処置:耳管通気(現在小児の耳管通気は行っておりません)、滲出性中耳炎では鼓膜穿刺や鼓膜内チューブ留置
処方:消炎酵素剤、原因疾患に対しての処方
生活上の注意:鼻すすりをせず、鼻水は耳に抜けない様に片方ずつかむ、鼻水をためておかない

慢性中耳炎

症状:難聴、耳だれ、耳がかゆい
処置:耳だれの清掃、耳の洗浄
処方:抗生物質の点耳薬と内服、原因疾患に対しての処方
生活上の注意:点耳薬は手でもって10分振って体温と同じにしてから点耳をする(めまい予防)鼻すすりをせず、鼻水は耳に抜けない様にかむ、鼻水をためておかない

真珠腫性中耳炎

症状:耳だれ、難聴、めまい、顔面神経麻痺、脳膿瘍、味覚障害
処置:耳の清掃、耳の洗浄、耳管通気
検査:聴力検査、耳のCT、必要時鼻のレントゲン
生活上の注意:点耳薬は手でもって10分振って体温と同じにしてから点耳をする(めまい予防)鼻すすりをせず、鼻水は耳に抜けない様にかむ、鼻水をためておかない
他の対応:症状が進行する場合、手術となりますので、大学病院等を御紹介させて頂きます。

メニエール病

症状:難聴、耳のつまる感じ、耳鳴り、めまい
原因:不眠、ストレス、低気圧(台風、強風、雨)
検査:聴力検査、耳のレントゲン、めまい検査、必要時B型肝炎の検査
処方:めまい止め、利尿作用のある薬、内耳の循環改善薬、必要時短期ステロイドや吐き気止め
生活上の注意:不眠、ストレスを避ける、寝る姿勢、食事指導します。たまに、耳の詰まる感じが薬で減らないと言われることがありますが、その日難聴が半分ぐらい治っていたりもします。難聴が治れば耳の詰まる感じはなくなることが多いです。(皆さんの不安が減るようにあらかじめ書いておきますが、耳の詰まる感じがなくならない時も難聴が治りかけている途中なのかもしれません。)

急性低音障害型感音難聴

検査:標準純音聴力検査、必要時B型肝炎の検査
処方:ビタミン剤、利尿作用のある薬、必要時10日前後のステロイド内服
生活上の注意:生活、食事指導します。発生から出来るだけ早く受診する

音響外傷による難聴

検査:標準純音聴力検査、必要時B型肝炎の検査
処方:ビタミン剤、必要時10日前後のステロイド内服
生活上の注意:発生から出来るだけ早く受診する、大音量で音楽を聴かない。電車の中で音楽を聴かない。イヤホンで音を聞きながら寝ない。イヤホンやヘッドホンはノイズキャンセリング機能の付いたものを使う。コンサートではスピーカーのそばに近づきすぎない。1時間オンライン会議をしたら10分耳を休める。騒音下のはつり作業などでは、イヤーマフを使う。

騒音性難聴

症状:難聴、耳鳴り、言葉の聞きわけが悪い
原因:仕事で一定レベルのかなり強い音を何時間も聞く事を10年以上など
処置:聴覚障害があれば騒音下の就業制限、耳鳴り、難聴が進行したら休息
処方:悪化時のビタミン剤、循環改善剤、血管拡張剤など
生活上の注意:耳栓、振動音にはイヤーマフを使う。これらは20-25㏈など減衰レベルのわかるものを使ってください。作業場は第1区分85㏈未満、第2区分85-90㏈、第3区分90dB以上に管理区分されており、第3区分では全職員の耳栓の義務付けと職場での表示義務、第2区分でも難聴者には耳栓着用が推奨されています。ご希望があれば当院内で20‐25㏈程度の減衰レベルのわかっている耳栓(黒色でS.M.Lのサイズあり、両耳で3000‐4000円程度、付属の紐をとって耳栓単独でも使用可能です)を試用していただき販売店舗をご紹介しています。

突発性難聴

症状:難聴、耳の詰まる感じ、耳鳴り、30%にめまい
検査:聴力検査、耳のレントゲン、めまい検査、B型肝炎の検査
処方:ビタミン剤、10日前後のステロイド、内耳循環改善薬、必要時めまい止め
生活上の注意:できれば発症7日以内に治療開始する

良性発作性頭位めまい症

症状:めまい、吐き気
検査:聴力検査、めまいの検査
処方:めまい止め、吐き気止め
生活上の注意:めまいの起きにくくなる姿勢等を御指導します。

老人性難聴

症状:難聴、耳鳴り、音はするが何を言っているか分からない
検査:聴力検査、語音聴力検査、音のひびきの検査
生活上の注意:周りは「はっきり、くっきり、ゆっくり話す」
補聴器使用時も同様で、時々聴力検査で難聴進行の有無確認をします。補聴器の購入ご希望の場合は2-3ヶ月の無料お貸出しの中で数回の調整を行います。機能に比べて安価な機種をお勧めしておりますのでよろしければお貸出し使用後ご購入下さい。
ご希望があれば、補聴器やTRT療法(耳鳴り治療)で使う耳鳴り治療器と補聴器の機能を両方持っている機種を御紹介させて頂きます(いずれも2-3ヶ月無料お貸出し、試し使用します)。
また、言葉の聞き分けが悪い場合の両耳装用、高機能機種、充電式補聴器、お若い方のご希望の外から見えにくい外耳道挿入型補聴器等の様々なご希望にできるだけ沿うように対応いたします。
2017、7月国際アルツハイマー病会議でランセット国際委員会が難聴は高血圧、肥満、糖尿病とともに認知症の原因とし、2020年には難聴が認知症の最も大きな原因とされています。

頚部と脳内循環不全に伴うめまい

検査:標準純音聴力検査、耳のレントゲン、めまい検査、脳神経症状の有無をみる検査、小脳の症状をみる検査、起立性低血圧の検査、頭部と頚部のMRI、MRA
処方:血管拡張剤、脳梗塞があれば脳梗塞後遺症の薬、起立性低血圧があればその薬

ラムザイハント症候群、顔面神経麻痺、帯状疱疹

検査:柳原法、単純ヘルペス、水痘帯状疱ヘルペスウイルスの抗体価検査、B型肝炎の検査、標準純音聴力検査、めまい検査、ENOG処方:短期ステロイド、ビタミン剤、内耳の循環改善薬、上記ヘルペスの薬、神経痛の薬
生活上の注意:発症3日以内に治療開始すると、予後がよいです。耳が痛い、顔が部分的に動きにくいかなぐらいの早期受診、これが一番大切です。顔面マッサージした方がよいか等は時期、麻痺の程度によって変わりますのでご相談ください。顔面に対しての強大な刺激や電気刺激はしない方がよいとされています(病的共同運動予防、口を動かすと目が動くなどの違う場所が同時に動くのを起こさないため)。

 

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