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耳の病気の症状・処置・処方・生活上の注意

■外耳道炎

症状:耳が痛い、耳だれが出る
処置:耳の清掃、軟膏の塗布
処方:抗生物質の点耳薬と必要時に内服薬の追加
生活上の注意:耳掃除は毎日しない、使用薬があれば御持参ください。

■外耳道湿疹

症状:耳だれ、耳がかゆい
処置:耳の清掃、軟膏の塗布
処方:点耳薬、抗ヒスタミン剤内服
生活上の注意:耳掃除は毎日しない、使用薬があれば御持参ください。

■急性中耳炎

症状:発熱、耳が痛い、耳だれが出る、難聴、耳のつまる感じ、耳鳴り
原因:風邪、副鼻腔炎
処置:耳だれがあれば耳の清掃、必要時に鼓膜切開
処方:抗生物質の内服と点耳
生活上の注意:鼻をすすらずに、耳に抜けない様にかんで、鼻水をためておかない

■耳管狭窄症、滲出性中耳炎

症状:難聴、耳のつまる感じ
原因:風邪、副鼻腔炎、アデノイド増殖症
処置:耳管通気(現在小児の耳管通気は行っておりません)、鼓膜穿刺、鼓膜内チューブ留置
処方:消炎酵素剤、原因疾患に対しての処方
生活上の注意:鼻すすりをせず、鼻水は耳に抜けない様に片方ずつかむ、鼻水をためておかない

■慢性中耳炎

症状:難聴、耳だれ、耳がかゆい
処置:耳だれの清掃、耳の洗浄
処方:抗生物質の点耳薬と内服、原因疾患に対しての処方
生活上の注意:点耳薬は手でもって10分振って体温と同じにしてから点耳をする(めまい予防)鼻すすりをせず、鼻水は耳に抜けない様にかむ、鼻水をためておかない

■真珠腫性中耳炎

症状:耳だれ、難聴、めまい、顔面神経麻痺、脳膿瘍、味覚障害
処置:耳の清掃、耳の洗浄、耳管通気、手術
検査:聴力検査、耳のCT、必要時鼻のレントゲン
生活上の注意:点耳薬は手でもって10分振って体温と同じにしてから点耳をする(めまい予防)鼻すすりをせず、鼻水は耳に抜けない様にかむ、鼻水をためておかない
他の対応:症状が進行する場合、手術となりますので、大学病院等を御紹介させて頂きます。

■メニエール病

症状:難聴、耳のつまる感じ、耳鳴り、めまい
原因:不眠、ストレス、低気圧(台風、強風、雨)

検査:聴力検査、耳のレントゲン、めまい検査、必要時B型肝炎の検査
処方:めまい止め、利尿作用のある薬、内耳の循環改善薬、必要時短期ステロイドや吐き気止め
生活上の注意:不眠、ストレスを避ける、寝る姿勢、食事指導します。たまに、耳の詰まる感じが薬で減らないと言われることがありますが、その日難聴が半分ぐらい治っていたりもします。難聴が治れば耳の詰まる感じはなくなることが多いです。(皆さんの不安が減るようにあらかじめ書いておきますが、耳の詰まる感じがなくならない時も難聴が治りかけている途中なのかもしれません。)

 

■突発性難聴

症状:難聴、耳の詰まる感じ、耳鳴り、30%にめまい
検査:聴力検査、耳のレントゲン、めまい検査、B型肝炎の検査
処方:ビタミン剤、10日前後のステロイド、内耳循環改善薬、必要時めまい止め
生活上の注意:できれば発症7日以内に治療開始する

■良性発作性頭位めまい症

症状:めまい、吐き気

検査:聴力検査、めまいの検査
処方:めまい止め、吐き気止め

生活上の注意:めまいの起きにくくなる姿勢等を御指導します。

■老人性難聴

症状:難聴、耳鳴り、音はするが何を言っているか分からない
検査:聴力検査、語音聴力検査、音のひびきの検査
生活上の注意:周りは「はっきり、くっきり、ゆっくり話す」
補聴器使用時も同様で、時々聴力検査で難聴進行の有無確認をします。補聴器の購入ご希望の場合は2-3ヶ月の無料お貸出しの中で数回の調整を行います。機能に比べて安価な機種をお勧めしておりますのでよろしければお貸出し使用後ご購入下さい。
ご希望があれば、サウンドジェネレーターを御紹介させて頂きます(試し使用、2-3ヶ月無料お貸出しします)。

■急性低音障害型感音難聴、音響外傷による難聴

検査:標準純音聴力検査、必要時B型肝炎の検査
処方:ビタミン剤、必要時10日前後のステロイド内服
生活上の注意:発生から出来るだけ早く受診する、コンサートではスピーカーのそばに近づきすぎない

■頚部と脳内循環不全に伴うめまい

検査:標準純音聴力検査、耳のレントゲン、めまい検査、脳神経症状の有無をみる検査、小脳の症状をみる検査、起立性低血圧の検査、頭部と頚部のMRI、MRA
処方:血管拡張剤、脳梗塞があれば脳梗塞後遺症の薬、起立性低血圧があればその薬

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